みぞおちとは

みぞおちはへその上10センチ位の少し凹んだ部分で東洋医学では
鳩尾(きゅうび)と呼ばれて人間の急所です。

また、みぞおちの背中側には腹腔神経叢(ふくくうしんけいそう)
という神経の束が集まっています。

みぞおちを強く殴られると息が吸えなくなるほど苦しいのは
横隔膜が一瞬止まってしまうからです。

下図の赤い丸印がみぞおちの場所です。

ボクシングではストマックブローという攻撃が有効だとされています。
その他、空手など格闘技でも重要な攻撃場所になっているのです。

 

 

 


普段の生活でみぞおちが痛くなる時

普段、生活していてみぞおちが痛いときというと、仕事中に昼食を摂る時間が少なくて、次の会議や客先へ移動するので大急ぎで食事

をしたときとか、ちょっと食べすぎた時、暴飲暴食になってしまった時には苦しくなる時がありますね。

 

食道を通過した食べ物は胃の入り口の「噴門」というところで胃の中へ噴射しているのですが

 

あまりにも食べ物の量が多すぎて噴門で支えてしまっている状態でみぞおちが苦しいのです。

 

この症状はしばらくすれば胃に流れていくので痛みはすぐ消え去るはずです。

あと、夏場でクーラーが効いている部屋から外の暑いところへ出た場合、環境の急変で調子が悪くなる時もありますね。

 

ストレスで自律神経が乱れて胃液がたくさん分泌されて胃の粘膜が少し炎症を起こしてみぞおちが痛むこともあります。

その他、みぞおちが痛むときは腐った食べ物を食べてしまったときの食あたりとか食中毒を起きたときもみぞおちが痛くなります。

また、海外旅行で現地の水が自分ではとくにまずいと気にしていなくてもお腹の調子がおかしくみぞおちが痛くなったり、下痢をしたりいろいろな現象が起きることがあります。

 

みぞおちが痛い(胃痛、げっぷ)病気

慢性胃炎と急性胃炎

特に暴飲暴食もしないのにみぞおちが痛くなるのはどこかに異変が起きている証拠だと思います。急性胃炎はストレスやお酒の飲み過ぎなどで急激に胃が荒れてしまい、胃の粘膜が炎症をおこしてただれてしまう状態です。

慢性胃炎は胃の粘膜が萎縮していてなおかつ長期間ピロリ菌に感染しているのが一番特徴的な原因になります。

逆流性食道炎

食後に毎回もゲップが出てみぞおちの違和感があるのなら、逆流性食道炎の可能性もあります。胃液が逆流して食道があれてしまいます。食べたあとのげっぷが何度も出るのが特徴です。吐き気も伴うことがあり引っかかっている感じが強いです。

その他みぞおちが痛む病気として胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胆石症

膵炎や心筋梗塞などの病気があります。

胃がんの初期症状をみぞおちの痛みからチェックするには

みぞおちが痛くなる原因はたくさんあるのですぐにみぞおちが痛いというだけで胃がんだとはいえません。

でも食後でもないのにみぞおちが痛いのは何か胃の異変をあなたの体が訴えているのは間違いありません。

みぞおちが痛みが続くときに以下の症状も出ていないかを

確認しておくともしかして胃がんかもという目安になると思うので覚えておきたいですね。

 

消化不良

胃が十分機能していないので食.べ物が消化できませんね。

胃の粘膜が荒れていて胃液で炎症が長く続いている

その為に食べ物が長時間胃に留まってしまうことも考えられます。そういう時は胃に負担をなるべくかけないように

できるだけ柔らかくて消化の良いものを摂りましょう。

お腹に残らないようなものを適量だけ摂取しましょう。

お腹が張っている(腹部膨満感)

お腹が膨れている状態が続く時は胃が弱っていることが考えられます。胃の消化力が低下すると腸へと送り込むのに時間がかかります。急いで食事をすると空気も一緒に知らずに飲み込んでしまうのです。

食べながら一緒に空気も飲み込んでいるといつもお腹が膨れているような感じになります。食事はなるべくゆっくりとよく噛んでから

飲み込むほうが胃に優しいです。咀嚼回数を増やせば唾液の働きも充分発揮できて消化を助けて胃の負担を軽減します。

 

 

食欲不振・体重減少

これが、胃がんの初期症状である可能性でもあるわけです。

何か調子が悪いな~と感じたぐらいで病院に行けば胃がんの初期症状で胃がんの発見につながるかも知れませんが、
症状がはっきり出ている場合は、かなり、進行しているケースが多いです。

最近、食欲がないしあまり食べれなくなってきてしまっているのは胃の機能が低下しているかもしれません。

下痢も続くと体重も減ってしまいます。

 

貧血が起きて全身だるい

胃がんができると,癌組織の周囲から微量の出血が出るようになります。仮に1分間に1滴ずつ出血したとしたら,
1日では1440滴(約50cc)の出血が続くことになり,4日に1回のペースで200ccの献血を行っているのと同じことになります。
通常,200ccの献血をしたら,その後2か月間は献血ができないので,4日に1回の献血がどれくらい体に負担がかかるものかは推測できると思います。お腹が痛くて、(特にみぞおち)貧血でふらつくような時は胃がんかもしれないです。

胃がんになるとがん細胞が血液の栄養を取り込んでがんが増殖してしまいますので血液が不足気味になりがちです。

血液が不足すると身体がだるくて非常に疲れやすくなります。これは貧血の影響ですね。

 

胃から出血が起こると黒い便(タール便)が出ますのでそれにともなって貧血があることがあります。みぞおちの痛みとタール便は胃の異変を身体が訴えているので放置せずに検診を受けたり、病院の診察を受けたほうが良いかもしれません。

 

スキルス胃がん

特にスキルス胃がんはみぞおちが痛くなってだんだん胃が固くなるようです。みぞおちが痛い他に胃がんの初期症状を総合的に見て行くことが一番確実になってくるはずです。

 

胃がんと口臭

さらに覚えておきたいことなんですが胃がんの症状として口の匂い口臭が独特の異臭を放つのです。

普通お口が臭いと言われるのは玉子が腐った時に出る硫黄化合物が元なんですが、胃がんの場合は胃の中の細胞が壊死したときの壊疽臭でドブの臭いのような臭いだと言われているのです。みぞおちの痛みと口臭がドブみたいに臭い場合は要注意です。

まとめ

 

みぞおちに違和感が起きる場合は普段の生活でも暴飲暴食などで起きる時があります。

また病気に関しては胃炎や逆流性食道炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍や胆石症や心筋梗塞などあらゆる病気が考えられます。

しかし、みぞおちの痛み以外に

  • 消化不良
  • 腹部膨満感
  • 食欲不振・体重減少
  • 貧血が起きる

さらに、口臭がドブのような臭いだと言われるようなら

胃がんの可能性が高いといえます。

このような症状が見られるときには、胃がんの初期症状にも見られるので気をつけたいですね。

 

そうして心配な時には放置せず、医療機関にすぐに診てもらいましょう。

 

 

 

胃がん 初期症状