機能性ディスペプシアとは

定義としては

“消化器症状がありながら、その症状を説明する病変が特定できない病態を
機能性消化管障害とし、そのうち胃・十二指腸由来の消化器症状(心窩部痛や胃もたれ)
を呈するものを機能性ディスペプシアという”

となっています。

要は、“原因不明だが胃の調子が悪い”ということですね。

ちなみにディスペプシアとは、お腹の上のほうの痛み、不快感、張り、吐き気といった
消化管の上部に異変があると思われる症状全般を指します。

この病気にはストレスが大きく関わっていると言われており、現代のストレス社会では
この病気を抱える人も多く、人口の約15%にみられます。

機能性ディスペプシアの治し方

治療には3つの軸があります。

・医師から患者への説明
・生活指導
・薬物療法

この3つになります。

1つ目の、しっかりとお医者さんから説明を受けるというのは、患者さんの不安を
取り除くという意味で、1番大事なことです。

そのためにはガンのような重い病気ではないということを十分に説明してもらう必要があります。

 

2つ目の、生活指導ですが、食生活の改善・ストレスの軽減が主です。

具体的には、食生活の改善については、下の項目で述べていきます。

ストレスの軽減については、現代では難しいかもしれませんが、職場環境を変えてみたり、生活環境を変えてみたり、また新しいストレスの発散法を見つけてみる、
ということですね。

3つ目の薬物療法というのは、症状に合わせてそれぞれお薬を出してもらいます。

胃もたれや胃の張り感には、消化管の運動を促すお薬、みぞおちの痛みには胃酸の分泌を
抑えるお薬、必要に応じて、不安をさらに軽くするように抗うつ薬、抗不安薬、漢方薬を
出してもらうこともあります。

機能性ディスペプシアが一番早く良くなる食事療法は

1番大事なのは、食べ過ぎないことです。

症状が、お腹の上のほうの痛み、不快感、張り、吐き気ということなので、この症状を
なるべく出さないように、食事をすることを心がけます。

上にも書きましたが、ストレスが大きな原因と考えられています。
ストレスがかからないように食事をすることは重要です。

具体的に何を食べたらいいかというと、消化にいいもの、皆さんもすぐに思いつきますね、
“おかゆ・うどん”などです。

 

はじめは、これらをメインに腹8分目までに留めて食べるようにしましょう。
元気が出てきたら、徐々に食べるレパートリーを増やして、野菜なども入れていけば
大丈夫です。

まとめ

機能性ディスペプシアについて少しはお分かりいただけたでしょうか。

何やら聞きなれない名前ではありますが、症状を聞くとありそうなものばかりだなと
思われる方も多いのではないでしょうか。

もし自分がこの記事に書いてあるようなことに当てはまるなと少しでも感じたら、
一度病院に行って、お医者さんに相談してみることをお勧めします。