胃がんの初期症状の咳

 

胃がんは初期の頃はほとんど自覚症状がなく過ごすことが多いため、胃がんが進行していきます。がん細胞の増殖は早いものですから、他の臓器や器官などへ転移することもあります。

 

胃がんが肺へ転移すると、呼吸が苦しくなり、長く咳が続き、血痰が出て呼吸困難になるケースもあります。特に、痰の中に腺を引いたような赤色の筋がみられた場合には大腸が

 

んを疑う必要があります。

 

なお、気管支にも転移することがあります。気管支に腫瘍ができた場合、腫瘍が大きくなるにつれ、器官が細くなります。そのため、ヒューヒューという呼吸音が聞こえますが、

 

吸うとき、吐くときの両面で聞こえた際は、転移していることが多いです。

 

咳が長く続き、医療機関にかかり、レントゲン撮影を行うも、がん細胞は小さく発見されないことが多いです。そのため、がんを見過ごされがちになります。咳が長く続く他に、

 

食欲不振、胃もたれなど些細な変化を感じることがあれば医師へ相談しましょう。

 

 

胃がんの初期症状の体重減少

 

体重減少は一般的に、

・食事量の減少

 

・栄養分の吸収不良

・体を動かすことで、エネルギー消費の増大

 

により引き起こされます。胃がんの場合、1つ目、2つ目に述べた、食事量の減少、栄養分の吸収不良により体重減少が起こると考えます。

 

胃がんの初期症状は無自覚であることが多く、発見されずに進行していきます。進行していくうちに、胃の粘膜から出血がみられ、貧血になったり、食欲不振などみられ、食事量

 

は低下するため、体重も減少します。また、がん細胞が栄養をたくさん補給するため、体全体に栄養が行き渡らず、体重減少に結びつきます。

 

体重減少が起きるまで胃がんが進行している際には、胃の痛みや、吐き気、胸やけなどの症状が出ていることが多いですが、胃の痛みや胸やけなどは、単なる胃炎と思われがちで、

市販薬で対応してしまう方もいます。

 

さらに進行してしまうと、胃の消化活動が上手くいかなくなり、タール便(ドロっとした黒色便)軟便の後に、下痢を繰り返すこともあります。この時には食前食後に明らかに感

 

じる痛みが出現し、食欲もさらに減少するため、体重が減少したことに周囲の人も気づけるレベルになります。

 

なお、特別な進行をする悪性度の高いスキルス胃がんでは、お腹の中に異常に液体が溜まるため、食欲不振や尿が出にくくなり、体重が減少するといわれています。

 

また、胃がんの治療で抗がん剤を使用している場合、副作用で食欲不振から体重減少がみられるケースがあります。1回の食事量を減らし、食べる回数を増やすなどして工夫して

 

みる必要があります。

 

 

胃がんの体験談

 

では、初期症状に気づかない胃がんを経験した方々の体験談をご紹介します。

 

・20代男性

胃が痛いため、市販薬の薬を飲んでいました。しばらくしても改善しないため、近くの医

 

療機関に受診しました。胃潰瘍の診断を受けましたが、そこから約半年、胃カメラで胃の中を調べたら、胃がんが発覚。早期の発見でしたが、手術を勧められ、手術を行いました。

 

その後、抗がん剤を服用しましたが、副作用で食欲不振、吐き気、頭痛がありました。

 

・70代男性

職場の健康診断で異常が見つかり、近くの医療機関で再検査をしました。そこで、胃がん

 

が見つかり、ステージIと診断されました。内視鏡手術ができると知り、行いました。抗がん剤を使用しても、副作用はなく、現在も再発・転移はなく過ごしています。私は健康

 

診断で早期発見できたので、定期的な検査は必要だと思いました。

 

<まとめ>

 

胃がんの初期症状として、咳が出た場合、胃がんの転移の可能性があります。肺や気管支へ転移した場合、呼吸が苦しくなる、長く咳が続く、血痰などの症状がみられます。長引

 

く咳だからといって医療機関を受診しても、風邪と診断され見過ごされる可能性があります。

 

胃がんによる体重減少は、胃がんの進行にともない食欲不振、胃もたれなどの症状が起こるため、体重が減少します。また、がん細胞が栄養素を吸収するため、体全体に栄養分が

 

行き渡らないため体重減少が生じます。

 

20代、70代の2名の体験談をご紹介しました。年齢に関わらず胃がんが見つかります。また、胃もたれがあり、病院を受診するもその時には発見されないことや、定期健診で見つ

 

かるなど、発見されるケースは様々です。早期で発見により、胃がんの進行が抑えられ、転移も回避できる確率は高まります。