逆流性食道炎の食事制限はいつまで

逆流性食道炎という言葉を聞いたことはありますか?

食べたものは食道を通り胃へ送られます。何らかの原因で胃酸が逆流することで食道の粘膜は胃酸により炎症を起こし、食道を傷つけてしまいます。この現象は繰り返し行われる

と、呑酸(どんさん)(酸っぱい液体が口まで上がりゲップがでる)、咳、痰がからむ、喉の違和感、吐き気・嘔吐、口臭、胸やけなどの症状をきたします。これを逆流性食道炎といいます。

原因は暴飲暴食、生活習慣のみだれ、ストレスなどが挙げられています。

この逆流性食道炎は、正しい治療をすれば治ります。個人差はありますが、規則正しい生活を送れば1ヶ月程度で症状は改善されます。しかし、良くなったからといって、以前と

同じ食生活を繰り返せば、再発することもあります。完全な状態になるには3ヶ月、半年、1年とかかる人もいます。

では、どのような食事制限があるのでしょうか。

基本的には、胃に負担がかからない食べ物、消化に時間がかかる食べ物は控えます。例えば

・生もの:お寿司、お刺身 など
・脂っこいもの:焼肉、ラーメン、チーズ など

・食物繊維のあるもの:わかめ、じゃがいも などです。

消化に良い物を食べたほうが良いからといって、うどんやお粥を食べているだけでは、栄養不足になります。バランスの良い食事をすることは、逆流性食道炎により傷ついた食道

や胃腸を回復するために、まんべんなく栄養を取らなくてはなりません。魚、野菜、肉などをしっかりと摂取する必要がありますが、脂っこいものを避けるなどの工夫が必要です。

なお、食事の時によく噛むことは、唾液が分泌され、口の中で消化を助けることができます。

逆流性食道炎は、胃酸が逆流しやすいという特徴があります。消化しやすい食事は、胃への負担を軽減することができ、胃酸の逆流を防ぐ事ができます。

逆流性食道炎の症状が出た場合、医療機関を受診し、問診、検査などを経て診断を受けます。治療方法として、薬物療法と食事療法を同時に行っていく必要があります。服用を行

い、規則正しい食生活を送り続けることで逆流性食道炎は改善されます。そのため、医療
機関を受診し続け、医師の指導により食事制限はまだ必要なのか、今はどのような状態な

のか把握していく必要があります。

<逆流性食道炎 おすすめの飲み物>

逆流性食道炎では、食べ物では胃に負担のかからないもの、消化に悪いものを避けていく必要があります。では、飲み物はどうすれば良いのでしょうか?

飲み物でも、胃を刺激したり、胃に負担のかかるものを避けたほうが良いでしょう。

・コーヒー、緑茶などカフェイン作用があるもの
・グレープフルーツジュース、オレンジジュースなど酸味のあるもの

・ビール、コーラ、サイダーなどの炭酸飲料
・熱すぎる、冷たすぎる飲み物

が挙げられます。炭酸飲料では、げっぷが出る時に胃酸が上がってしまうこともあります。では、どのような飲み物を飲めば良いのでしょう。

・麦茶
・白湯

がおすすめです。麦茶は胃の粘膜を保護する作用があります。しかし、麦茶に氷を入れて冷たくしすぎてしまうと、胃に刺激を与えてしまうので、常温のまま飲みましょう。

白湯は、消化力を高める作用があります。なお、熱すぎると胃を刺激してしまうので、注意が必要です。

<寝る前の飲み物は何が良い?>

逆流性食道炎により、寝ていても、吐き気や、胸やけなどが起こり眠れないこともあるかと思います。寝る前はどのような飲み物が良いのかといいますと、ホットミルクがおすす

めです。牛乳は胃酸を薄める効果があります。しかし、食後に飲んでしまうと消化に必要な胃酸を薄めてしまうので逆効果になってしまいます。そのため、寝る前に飲むことが良

いでしょう。なお、ホットミルクでは胃の粘膜を保護することができ、安眠効果もあります。リラックス効果を増進させるために、少量のはちみつを入れるのも良いでしょう。

<まとめ>

逆流性食道炎は、薬物療法、食事療法によって改善されます。食事制限を正しく行うことで早めに治ることもあります。定期的に医療機関に受診し、自分がどの状態にあるのか把

握していく必要があります。なお、症状が改善されたからといて、以前と同じような食性活を行っていると再発することもあります。

なお、胃に刺激のない飲み物を飲むことが必要です。カフェイン作用のあるもの、酸味があるもの、炭酸飲料を避け、麦茶、白湯など胃の粘膜を保護したり、消化機能を高めるも

のを飲むことが良いでしょう。なお、冷たすぎるもの、熱すぎるものは胃に刺激を与えてしまうので、口の中で適温にしてから飲み込みましょう。

寝る前には、胃の粘膜を保護し、安眠効果のあるホットミルクを飲むことがおすすめです。