胃がんの初期症状では眠気はでるの

胃がんを治療する上で抗がん剤を使用することは多いケースです。この抗がん剤の副作用により、倦怠感が現れ、体がだるい、気力が湧かない、ひどく疲れるなどします。それに

伴い、眠気を生じることもあります。しかし、この副作用には個人差があります。

なお、食後にくる眠気も生じます。みなさんも、食べた後は眠い経験をしたことがあるかと思います。これは、食後に消化吸収のため血液が胃腸へ集中することで、脳の血流が低

下するといわれています。

胃がんの治療のため、手術を行った場合、術後に生じる後期ダンピング症候群という合併症から低血糖を生じ、眠気を誘発することもあります。

 

これは、胃がんのため切除を行った場合、食べたものは一気に小腸へ落ちていきます。その際、体内は一時的な高血糖状態になります。体はこの高血糖に反応し、血糖を下げよう

とインスリンといわれるホルモンを分泌します。しかし、術後の食事量は少なく、実際にはたくさんの量を食べていないため、必要異常にインスリンが分泌され、低血糖状態に陥

ってしまいます。低血糖状態では、頭痛や発汗、極端な疲労感などがあり、それに伴い眠気も生じます。

胃がんの初期でも吐血はある?

吐血や下血は消化器系の病気でみられる症状です。

胃がんの場合の吐血は、がんがかなり進行している状態で、末期といっても過言ではありません。

胃の中のがん細胞が出血を起こすことで、下血が起きます。この時、出血量は少ないため肉眼で血便が分かることは難しいです。出血量が増えると、黒いタール状の便となります。

この時、胃内部でのがん細胞の出血量が多いため、体内では口から溢れ出てしまうことがあり、吐血を引き起こします。胃で出血し、胃酸などの影響により変性することで、比較

的黒色の血液の吐血です。胃の中の出血がある場合は、貧血になることが多く、貧血により頭痛や倦怠感、食欲不振などを生じることがあります。

また、吐血は胃がんが転移している可能性も考えられます。

食道がんが疑われる場合があります。初期症状は胃がんと同じく、自覚症状がありません。徐々に進行し、大きくなると食道内部が圧迫され、狭くなります。そのため、食べ物を飲

み込むときに、違和感を感じたり、飲み込みにくくなります。

 

さらに進行していくと、今度は食べ物が喉を通らなくなり、水分でさえも飲み込むのが困難となります。そのため、体重が減少していきます。さらに、軽度の胸の痛み、呼吸困難、

吐血を引き起こすようになります。

食道がんから引き起こる吐血は、がん細胞が食道の粘膜を壊し、患部から出血するために起こります。胃がんの場合は比較的黒色の血液と先ほど述べましたが、食道がんによるも

のは、鮮やかな赤色の吐血です。

吐血した時の対処法はどうすれば治る

吐血した場合、水分を一切口にせずに安静に過ごすことが大切です。

少量の吐血で、なんとか動ける場合は医療機関をすぐに受診してください。大量の吐血であった場合は、冷や汗をかいたり、顔が青ざめます。また、血圧の低下も生じます。この

時は、足を高くし、頭を低くして横になります。救急車を呼び、早急に受診をして下さい。吐血したものの、症状は落ち着いたからと医療機関を受診しないということは避けて下さ

い。吐血はがんの進行がとても進んでいる状態で生じるものですので、必ず医療機関を受診して下さい。

 

まとめ

胃がんの治療で、抗がん剤を使用することで、副作用により眠気が生じることがあります。また、術後の後期ダンピング症候群により、低血糖状態を引き起こすため、そこから眠気

を起こすこともあります。
なお、胃がんで起こる吐血は、胃がんの進行に伴い、がん細胞の出血に伴い起こります。

胃がんでは、比較的黒色の液体の吐血です。また、吐血は食道がんでもみられるものであり、食道がんで鮮やかな赤色の吐血が起きます。吐血は胃がんがかなり進行している状態

で、末期の状態と考えてもおかしくはないです。
吐血が起きた場合は体を安静にします。吐血は生命に関わる可能性がありますので、症状

が落ち着いたからといって、そのまま放置するのではなく、必ず医療機関を受診してください。