はじめに

胃がんは初期の段階でなかなか自覚症状がなく、気がついた時に進行してしまっていることが多いようです。早期発見と早期治療がどんな病気でも重要です。治療は早いほど良いはずですので、初期の状態はどんなふうなのか?覚えておくことはあなた自身を守る手段にもなるはずだと思います。

胃の働きとは

胃の仕組みと構造

まず、胃のしくみについて紹介させていただきますが、人が食事をしますと口の中で唾液とともに噛み砕いたものが食道を通って胃の入り口へと運ばれてくるのですが、胃の入り口は食道とくっついている噴門というところです。食道から噴水のように勢い良く胃に入っていく様子からこの名前がついているのです。ご承知のように胃はJ字型なんですが内側が小彎(しょうわん)と呼ばれていて、外側の大きい曲がりの部分を大彎(たいわん)と言い、40~50センチもあるんです。

思った以上に胃は大きな臓器なんです。

 

引用元:http://panasonic.jp/health/



胃の収縮運動や蠕動運動とは

そして胃は収縮運動をしてまた胃酸と言う、強力な酸で食べ物を溶かしてドロドロにしていきます。食後は胃酸のPHが1.0くらいで最強になり、これは食べ物についた細菌を殺す、殺菌作用もあるのです。胃酸は1日に2リットル以上分泌されます。後は胃がうねるように収縮し蠕動運動をして幽門をくぐり抜けて次の十二指腸へと送られていきます。

また、胃は中が空だとPH3~5くらいに上がるのです。自然にPH調節ができる優れた機能があるのです。

まとめてみると、

胃の消化の働きは具体的にはどのように進むかというと

  1. 胃で食べ物を一旦胃袋に蓄える
  2. 胃液が分泌されて収縮運動で食べ物を溶かす
  3. 胃の蠕動運動で食べ物を十二指腸に送る。

 

小腸への出口は幽門と言われています。一度の食事で満腹になった胃が空になるまでには通常4時間です。

お腹が空いてグーグーとお腹が鳴く腹鳴(ふくめい)も胃が蠕動運動(ぜんどううんどう)をしているからなのです。

 

 

 

 

胃がんは部位別がん死亡数第3位

2014年のデータで胃がんはがんの中でも死亡数が男性では

1位 肺がん、2位 胃がん、3位 大腸がん、女性では

1位 大腸がん 2位 肺がん、3位 胃がんとワースト3に入っているのです。

 




 

 

胃がんの初期症状とは

 

胃炎や消化不良、胸焼けや胃潰瘍など、胃の病気は様々なんですが

胃がんの初期症状も同じような症状なのです。胃がんの初期症状には

  • いつもと違う胃痛
  • 食べるとムカムカする
  • お腹が張る
  • 空腹感がなくいつも気持ちが悪い(食欲不振)
  • 口臭やゲップ
  • 慢性的疲労感

胃がんの初期症状を挙げるとこういう感じですがこれは二日酔いや食べ過ぎなど普段の生活でも起こることなんです。でも、気をつけて欲しいところはこれらの症状が特にいつもと変わらない毎日で飲み会や接待などの機会がなくても慢性的に起こっているとなると、胃の異変のサインだと思って受診しましょう。

いつもと違う胃痛

美味しいものを食べると満腹感で満たされて心も穏やかになるものです。

せっかくご馳走を食べたのに胃が痛い、自分ではそんなに無茶食いしたつもりはないのに胃が痛い、時間が経てば普通はおさまるものなのにいつもと違う痛みが続くのは異変があるのを胃がSOSを出しているサインかもしれません。

食べるとムカムカする

いつもは食事をすると「あー美味しかったー」とお腹を擦りながら満腹感を喜ぶものですが、それがあまりなくて気持ちがあまり良くなくてつかえているようなムカムカする症状はいつもの自分と比べてみて胃が働いてない感じはたまには誰でもあるでしょう。例えば脂っこいものを食べたときなどはありえますが何を食べてもいつもなるのは異常だと思います。

お腹が張る

いつもは食事前になるとお腹が空いて「腹減ったー」という風になるんですがいつも、パーンとお腹が張っているようなお腹が膨らんでいて張っている状態は便秘とかではある状況ですがそれとは違う今まで経験していない感覚は要注意の現象なので医師に相談すると良いでしょう。空腹感がなくいつも気持ちが悪い(食欲不振)

空腹感がなくいつも気持ちが悪い(食欲不振)

いつもはお腹が減った感じが自覚できるのにお腹がスッキリできなくて吐き気まではいかなくてもお腹が落ち着かなくて気持ちが悪いので胃腸の調子がおかしいと胃薬を飲み続けているが良くならない。そんな日が1ヶ月も続くのなら病院に行くほうが良いでしょう。

口臭やゲップ

胃がんの口臭はドブ臭いと言われますがそれはがんで正常な組織が壊されて壊疽(えそ)が起きているからです。家族にしか本当のことは言ってくれないかもしれませんが普通の匂いとは違うので医療関係者の方に聞くとかすると確信できます。

また、ゲップはいつも出るので普通じゃないことがわかります。

 

慢性的な疲労感

胃がんになると初期の自覚症状がないのですが胃から出血することで貧血状態になり、体がふらついたりします。それが日常的に起きてくるのですがこれが胃がんから来る症状とは気が付きにくいのです。




早期発見するための検査とは

 

胃がんの早期発見をするためには今までの初期症状を感じたらすぐに受診することです。胃がんの検査方法は胃カメラと昔から言われている胃部X線検査(バリウム検査)がありますが正確に調べる方法は胃の粘膜を直視できる胃内視鏡検査でしょう。

その他、超音波内視鏡検査やCT検査、PET検査、ペプシノーゲン検査と検査方法にはいくつかの方法がありますが詳しい内容は




 

 

胃がんの原因

胃がんの原因はピロリ菌やストレス、また、食生活とか喫煙だと言われています。原因はさまざまです。ただ、日本人の半数がピロリ菌の検査をすると陽性で陰性の方が胃がんにはならないのです。というか1%の確率だそうです。

まずならないと言えますね。それなら、早い時期にピロリ菌を除菌しておくことは胃がんのリスクを激減させることができます。ピロリ菌と胃がんの関係は密接な関係なんです。

胃がんの原因については以下の関連記事から御覧ください。

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